感謝と決意を表明…松岡茉優は“第2の樹木希林”になれるか
今年5月、長年所属していた「ヒラタオフィス」から系列の「ヒラタインターナショナル」への移籍を公表。前事務所の社長との関係やパワハラが報じられるなどスッタモンダの“移籍劇”がマイナスイメージをもたらしたが、そんなことでは容易に潰れない演技派になりつつある。映画批評家の前田有一氏は、「若手女優の中でナンバーワン」と絶賛し続ける。
「ここ1、2年でメキメキと頭角を現していますが、特筆すべきはあの恵まれた容姿にして、一般人の役柄を違和感なく演じられることでしょう。『万引き家族』ではJKリフレで働く女性を説得力をもって演じていましたが、自分とは正反対の不細工な役柄でも自然体に演じられる若手はそうはいません」
樹木さんが出世作となったドラマ「七人の孫」(1964年)に出演した当時は20歳ちょっと。齢23の「第2の樹木」の今後が楽しみだ。