モノマネ芸人・らりるRIE 水道止められ雪をなめた極貧時代
彼が「仕事で10万円いる」「2万円いる」と言うと、何も疑わず渡してました。貯金がどんどんなくなって底をつき、給料日まで数百円しかなくて、光熱費を払えない時も。彼の犬を飼ってたので、電気が止まると寒い日は犬を抱きしめたり。水道まで止まっちゃって、水も飲めない。山梨は雪が降るので、雪をなめてましたよ。お米だけ確保できた時は近所の定食屋の換気扇から出てくる匂いをおかずにおにぎりを食べたり。
■おばあちゃんからもらった大切なものを質屋に
それでもお金が足りないとアクセサリーやバッグや時計やギターを質屋に入れて、おばあちゃんからもらった大切なものは質屋預かりで一時的にお金に換えて、返金して取り戻していました。
彼は質屋通いを知ると優しくて、アフターケアがいい。だから私も「応援するから」と彼を信じていた。でも、仕事で必要だと私から借りてたお金のことは、いま思うとおかしい(笑い)。他にも「俳優の○○と知り合いだ」とか「映画監督の××とつながってる」と言ってたのも疑問。実は彼の仕事ぶりを見たこともなかったんですよ!