高橋祐也被告 覚醒剤使用4度目の初公判「寂しさや不安」
今年9月、東京・渋谷区の自宅で覚醒剤をあぶって使用したとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた高橋祐也被告(38)の初公判が29日午前、東京地裁で開かれた。
黒ジャケットにグレーのズボンで現れた高橋被告は職業を問われると、「会社の社長」と答えた。起訴内容を認め、「大変申し訳ございませんでした」と早口で謝罪した。高橋被告は女優・三田佳子の次男。
起訴状によると、高橋被告は昨年10月ごろから、覚醒剤の使用を再開。検察側は「最初は1回きりと言われて使ったが、半年前からは月に2回使うようになってしまった。寂しさや不安から逃れるために使ってしまった」と高橋被告の供述調書を読み上げた。高橋被告の覚醒剤逮捕は4度目。2008年には懲役1年半の実刑判決を受けた。