「ボヘミアン・ラプソディ」伝説の日本初公演シーンあった
若い世代には信じられないかもしれないが、いま話題の英ロックバンド「クイーン」が世界的にブレークしたきっかけは、日本の女の子たちの熱狂的な支持だった。
1975年4月、デビュー3年目で初来日したクイーンを、羽田空港に詰めかけた約3000人の女性ファンが大歓声を上げて出迎えた。日本ツアーは大成功し、その凄まじい熱狂ぶりが本国の英国に伝わり、クイーン人気に火がついたのだ。
世界で爆発的な大ヒットになっているクイーンの故フレディ・マーキュリー(享年45)の半生を描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」では、この伝説の日本ツアーの話は一切出てこない。日本でも映画は大ヒットしているが、今では50代から60代の熟女になった当時の熱狂的ファンからは「ちょっと寂しい……」という声も聞こえてくる。
ところが、最終的にカットされたものの、その日本公演のシーンは撮影されていたという。
映画でドラマーのロジャー・テイラー(写真左=69)を演じたベン・ハーディ(同右=27)が英紙「エクスプレス」(12月1日付電子版)に明かした。