金融庁の「年金頼るな」に激怒 テレ朝坪井アナに圧力懸念

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 隣の松尾由美子アナが「怒りが止まらないです」とうなずくと、坪井アナはさらに続けた。

「707人の国会議員は何のためにいるんですか! 本当に。安心して暮らせる社会のためにあるんじゃないですか!」

 坪井アナは「きょう、6月5日は『老後の日』です」と上手に締めくくったが、全く同感。視聴者の気持ちを代弁した気骨あるコメントだ。

 しかし、NHK以下のテレビ局が政権の“飼い犬”と化す中、テレ朝も例外ではないという。

安倍首相に『政権復帰の恩人』とあがめられる幻冬舎の見城徹社長を、放送番組審議会の委員長に君臨させていることからも分かるように、早河洋会長は政権ベッタリ。元経産官僚の古賀茂明氏の『報ステ』降板以降、政権批判を許さないムードが上層部に蔓延し、現場は辟易しています。残念ながら、あれだけ政権を批判すると、坪井アナの今後が心配になってきます」(テレ朝関係者)

 入社27年目のベテラン、坪井アナの正論にも“圧力”をかけるのか。テレ朝の良心が問われる。

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