“紳助参戦”で混沌「吉本ドタバタ劇場」裏に絡み合う皮算用
吉本に関係のない“外野”の意見としてはこれは正論。だが、この混乱に乗じて裏では経営陣、芸人、OBによるつばぜり合いが繰り広げられているのだから笑えない。
■宮迫・亮は起死回生、加藤の乱の結末は…
「実は土曜日の緊急記者会見は宮迫とロンブー亮の捨て身の作戦だったという見方もある。もはや芸能界引退を避けられない状況下で、周到に論点をすり替えて吉本の体質を追及。世間には泣き落としで、経営陣に対しては刺し違えるつもりで会見に臨んだ。そしてそれは見事に成功した」(芸能プロデューサー)
大崎会長への直談判後、「経営陣の刷新がなければ吉本を辞める」との発言がトーンダウンした加藤については、こんな声も。
「辞める意思に嘘はないにしても、吉本からの独立には業界から干されるリスクがつきまとう。しかしながら、経営刷新、芸人の待遇改善を会社にのませ、それこそ討ち死にのヒーローになれば話は違う。改革者としてゆくゆくは政界入りなんてシナリオもある」(ワイドショー芸能デスク)