著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

水谷豊は13歳で…テレビを支える意外な“子役上がり”の面々

公開日: 更新日:

 先日、「川柳居酒屋なつみ」(テレビ朝日系)という深夜番組を見ていたら、「相棒」のパンダのカップでおなじみの山西惇が面白いことを言っていた。「水谷豊さんが石橋蓮司さんとお仕事されてる時に『俺たち2人とも子役上がりだからな』って言ってたよ……こんな子役上がりいる?」と。

 もうひとりのゲスト浅利陽介が子役出身(4歳でデビュー)ということから、子役の話題になったのだが、浅利は「残酷ですよ、顔が変わった途端にオファーがかかんなくなったりして。自分はなんとか顔が変わんなかったから」と子役から大人の俳優になることの大変さを語った。もっとも浅利は同じく子役上がりの濱田岳と顔や背格好が似ていることで、間違われることが多いとボヤく。確かに、石橋蓮司と水谷豊にはそのイメージはない。コワモテ俳優として知られる石橋は妻の緑魔子と立ち上げたアングラ劇団「第七病棟」が有名だから、てっきり学生演劇か何かの流れかと思っていた。

 なんと劇団若草に所属し、映画「ふろたき大将」の主役でデビューしたのが13歳の時というから驚く。

 水谷も13歳の時に劇団ひまわりに入団。手塚治虫原作を実写とアニメの合成で描いたドラマ「バンパイヤ」で主演している。「傷だらけの天使」や「熱中時代」はそれからずっと後のこと。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動