著者のコラム一覧
大高宏雄映画ジャーナリスト

1954年浜松市生まれ。明治大学文学部仏文科卒業後、(株)文化通信社に入社。同社特別編集委員、映画ジャーナリストとして、現在に至る。1992年からは独立系を中心とした邦画を賞揚する日プロ大賞(日本映画プロフェッショナル大賞)を発足し、主宰する。著書は「昭和の女優 官能・エロ映画の時代」(鹿砦社)など。

52年後の映画「男と女」に感じたすがすがしい生命力の正体

公開日: 更新日:

 仏映画の醍醐味が本作に満ち満ちている。何歳になっても、会話の中心は相手を思いやる愛を伴う言葉なのだ。それが生命力に直結している。枯れているどころの騒ぎではない。監督は言わずと知れたクロード・ルルーシュだ。映画館に集った年配者は、本作を見てノスタルジーに浸っている暇はない。愛を囁き、行動あるのみである。

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