テレ朝「M」に漂う昭和感 純愛ドラマというよりコメディー

公開日: 更新日:

■マックス・マサ役には三浦翔平より適役が

 実際、SNSでは「あの古くさい感じは大映ドラマ見てた世代には懐かしい」「この令和の時代に何を見せようとしているのか」といった声が上がっている。

 しかし、ドラマを笑って見ていられる人ばかりでもない。浜崎役を安斉かれんが演じることに異論は出ていないが、松浦CEO役のマックス・マサを演じている三浦翔平には「気の毒だ」と同情の目が向けられている。

 松浦CEOはどちらかと言えば、アニメのキャラクターのようなルックスで、三浦とはあまり似てない。ファンからすれば、「何で三浦クンがあの役柄を演じなきゃいけないの?」と怒り心頭なのだ。

「確かにマックス・マサ役を三浦翔平さんが演じるのはちょっと違和感があります。大倉孝二さん、段田安則さん、ユースケ・サンタマリアさんあたりが適役だったと思います。仮に松浦CEOの役をカッコよく見せたくてイケメン俳優を起用するにしても、綾野剛さん、柄本佑さん、V6の井ノ原快彦さん、NEWSの小山慶一郎さん、森山未來さんあたりが良かったと思います。松浦CEOは目が切れ長なので、クリッとした三浦さんだとどうしても違和感を感じてしまうのです」(前出の沖直実氏)

 割り切って昭和感を楽しむのが正しい「M」の見方かもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に