半沢直樹「後編」で土下座するのは誰?意外な大物が登場か

公開日: 更新日:

 TBS系ドラマ「半沢直樹」(日曜午後9時)のシーズンⅡの前半は、市川猿之助が演じる証券営業部部長・伊佐山泰二が、土下座はしなかったが、屈辱の謝罪に追い込まれた。

 後半は、巨額の不正融資を食い止めた功績で親会社の東京中央銀行に戻った半沢直樹(堺雅人)に、破綻寸前の帝国航空の再建が任される。運輸当局の場当たり行政に右往左往するばかりの経営陣、赤字垂れ流し、利権政治屋が介入し、労働組合やOBの発言力も強く、ナショナルフラッグキャリアーとは名ばかりだった。このままでは倒産は必至、東京中央銀行は帝国航空に700億円の債権があった。

 半沢は自力再生を目指して奔走するが、行内からは足を引っ張られ、国土交通大臣を巻き込んだ権力抗争が渦巻くなど、次々と悪辣な妨害に遭う。

 最後は、お約束通り、「倍返し」の大逆転になるのだけれど、では、次に土下座謝罪をさせられるのはだれか。

 半沢の敵役は、帝国航空再建を自分の手柄にしたい国交相の白井亜希子(江口のりこ)、その手足として動く再生タスクフォースの弁護士・乃原正太(筒井道隆)、銀行の審査部次長の曽根崎雄也(佃典彦)、与党幹事長の箕部啓治(柄本明)、もちろん、ヒラ取に降格された大和田暁(香川照之)も虎視眈々と巻き返しを狙っている。ニューヨークから戻ってきて、この案件担当になった常務の紀本平八(段田安則)も、腹に一物ありそう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇