秋といえばサンマですが「目黒の秋刀魚」って知ってますか
月改まって9月になり世の中も秋モードに。秋の味覚といえばやっぱりサンマですが、そのサンマがどえらい値段になってるそうですね。数年前まで1匹100円切ってたら安いから買おうかなぐらいだったのが、今や平気で200円、300円。今年はもっとでしょうね。まぁ全然捕れないんだからしょうがないですよね。
温暖化で海流が変わったからとか、中国が捕るようになったからとかいろいろ言われてますが、しょせん今まで捕り過ぎてたんじゃないんですか? 秋田名物のハタハタは漁獲制限を長年した結果、近頃は漁獲量が戻ってきたそうなので、10年ぐらい皆でサンマを食べるの我慢すればいいのにと思いますけどね。
ところでサンマといえば落語では有名な演目「目黒の秋刀魚」。タイなどの高級魚しか食べたことのないお殿様がタカ狩りの途中、焼きたてのサンマを食べておいしさに感動。でも下魚だからと城内では食べさせてもらえず、やっと食べるチャンスがやってきたら、家来たちが気を利かせて脂を落とすために蒸して、小骨を取って団子のお椀仕立てに。おいしくないサンマに怒ったお殿様がサンマの産地を問うた後、「サンマは目黒に限る」ってお噺ですね。