毛嫌いされてる「共産党」についてちょっと考えてみました
いつもは政治色薄めなテイストでお送りしてるこのコラムですが、今日はバリバリ政治の話、しかも「共産党」についてです。というのも今週月曜の日刊ゲンダイで「首班指名に小池晃を」という記事を読みながら共産党についてちょっと考えてみました。
言ってることは至極まっとう。議員もキレ者揃い。支持者もインテリ層が多い。なのに社会主義、共産主義に対する嫌悪感からなんとなく毛嫌いされてる感じでしょうか。今の安倍政権の方が権力の使い方を見てると、よっぽど昔のソ連みたいですけどね。立憲民主党みたいに消費税減税に二の足を踏んだり、国民民主党みたいに小池(百合子)の口車に乗せられるおっちょこちょいでもない腰の据わった感じ。枝野や前原みたいな権力欲にいまだ取りつかれた薄っぺらさもない共産党は、今一番国民側に立ってる政党だと思うんですよね。
ただねぇ、いかんせんやぼったいんですよね。例えば学校のクラス委員で正論は言ってるけど何か賛成できない、賛成した方がカッコ悪く見えちゃうマイナー感といいますか。自民党お抱えタレントやコメンテーターが跋扈(ばっこ)してる芸能界に対抗して、有名人が自然と共産党のことを応援してる流れをつくるのは大事ですよね。今までなら絶対タブーでしょうが、ここは自民の電通に対抗して博報堂に協力してもらい、タレントも元SMAPの新しい地図や、のんこと能年玲奈ら反権力のにおいがするタレントを起用。反権力といえば半沢直樹ですから堺雅人なんかも説得力があっていいですね。あとは党名ですよね。反自民なのにそれでも共産党にはちょっとという感覚の有権者は確実にいますから、そのアレルギーを除くために党名も変えましょう。
何がいいかいろいろ考えましたけど分かりやすいのがいいのでその名も「野党」。野に居る人々のための党で野党。万が一政権取ったらそのときは人々に与える党で「与党」に名前を変えますけどね。もう他の野党はいらないですね。ついに本格的2大政党時代の幕開けです。