主演映画公開の小川紗良 映像作家、執筆も行うマルチぶり
監督は「踊る大捜査線」シリーズや「サマータイムマシン・ブルース」でおなじみの本広克行サン。個人的にはテレビ版「NIPPONアイドル探偵団」の演出に関わっていただきました。「世にも奇妙な物語/友子の長い朝」(フジテレビ系)など、若手女優を起用した作品が特に傑作で、勝手にシンパシーを感じている方なのですが、小川紗良主演で、こんな映画を作りたいと思う気持ちがとてもよく分かります。
実際、本広監督がディレクターを務めた「さぬき映画祭」で監督作品の「最期の星」などが上映され、舞台挨拶に彼女が登壇したことがあったりと、浅からぬ縁もあるようです。実はこの「ビューティフルドリーマー」の撮影は2019年6月で、そのころは自身初の長編映画「海辺の金魚」の準備期間とも重なっていて、映画監督感がよりリアルになっている部分も。そのへんにも注目をしてください。
今は「海辺の金魚」(主演:小川未祐)が完成して、21年初夏ころの公開を目指しているので、それをとにかく成功させたいとのこと。さらに、女優、映像作家にこだわらず、執筆活動なども含めて、目の前の楽しいものづくりを続けていければと、今後について語っていました。
とにかく人を魅了してしまう存在感は、只者ではない。一挙手一投足が気になり、楽しみです。