お笑い芸人は“超”格差時代に…様変わりする再就職先の実態
PR会社やネットコンサル転職組も
さらに最近は就職先が変化し、SNSなどネット系コンサル会社がトレンドとか。
「SNSの集客方法についての営業やコンサル、セミナー講師に転身している話をよく耳にします。SNSやネット拡散が喫緊の課題の割に、素人同然の企業も多いからニーズはあるようです」(イベント会社)
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「よしもとのNSCなどお笑いの養成所に入学する人は毎年1500人といわれていて、テレビ出演できるのは1%程度、ライブや動画で認知されるレベルになれる人が2~3%といわれ、芸人専門転職エージェントもあるほど。事務所の水が合わずYouTuberに転身して成功したフワちゃんもいますが、動画配信もまれに“バズる”ことはあっても、勝敗がハッキリしてきて“超格差市場”になりつつあります。ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんもよしもとのNSC卒業後、バンドに転身して成功した事例のひとり。一般企業ですと、ボケ担当なのに元芸人だからと営業に回され、負のスパイラルにはまることもあるそうです」
吉本だけで6000人もいるといわれるお笑い芸人。ウーバーイーツの配達をしながら未来の売れっコを目指す者も多いが、セカンドキャリアの道も多種多様だ。