お笑い芸人は“超”格差時代に…様変わりする再就職先の実態

公開日: 更新日:

PR会社やネットコンサル転職組も

 さらに最近は就職先が変化し、SNSなどネット系コンサル会社がトレンドとか。

「SNSの集客方法についての営業やコンサル、セミナー講師に転身している話をよく耳にします。SNSやネット拡散が喫緊の課題の割に、素人同然の企業も多いからニーズはあるようです」(イベント会社)

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「よしもとのNSCなどお笑いの養成所に入学する人は毎年1500人といわれていて、テレビ出演できるのは1%程度、ライブや動画で認知されるレベルになれる人が2~3%といわれ、芸人専門転職エージェントもあるほど。事務所の水が合わずYouTuberに転身して成功したフワちゃんもいますが、動画配信もまれに“バズる”ことはあっても、勝敗がハッキリしてきて“超格差市場”になりつつあります。ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんもよしもとのNSC卒業後、バンドに転身して成功した事例のひとり。一般企業ですと、ボケ担当なのに元芸人だからと営業に回され、負のスパイラルにはまることもあるそうです」

 吉本だけで6000人もいるといわれるお笑い芸人。ウーバーイーツの配達をしながら未来の売れっコを目指す者も多いが、セカンドキャリアの道も多種多様だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末