綾瀬はるか「天国と地獄」は“攻め”の残忍シーンが不安要素
TBS日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」の勢いが止まらない。1月17日の初回放送は、視聴率16.8%。以降、2月7日放送の第4話まで2ケタをキープし続けており、今期一番のヒットドラマとなっている(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
主演はご存じ“国民的愛され女優”の綾瀬はるか(35)。番宣で出演したバラエティー番組などでは、どこかおとぼけのほんわかした部分が魅力の綾瀬だが、女優業ではなかなかクセの強い役柄も多く、中でも今回の望月彩子役は相当な難役と言えるだろう。
ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう言う。
「このドラマは正義感の強い刑事(綾瀬)と、連続殺人鬼(高橋一生)の魂が入れ替わる“スイッチエンターテインメント”。サイコパスな殺人鬼の魂と入れ替わって以降の綾瀬さんは“悪の魅力”全開です。時折見せる満面の笑みがゾッとするほど恐ろしいけど、強く魅了される。綾瀬さんと高橋さんの入れ替わりの渾身の演技も見応えがあり、森下佳子さんのオリジナル脚本が2人の良さをさらに引き出していますよね」