退所のキンプリ岩橋 発表が遅れた背景に事務所の台所事情
King & Princeの新曲「Beating Hearts」の発売を5月19日に控えるこのタイミングで、ジャニーズ事務所はメンバー岩橋玄樹(24)の退所を発表した。グループは2018年5月23日に「シンデレラガール」でメジャーデビュー。岩橋は同年11月からパニック障害の治療のため一時活動休止に入ったが、当初は「休養期間はそう長くならないだろう」と見られていた。
その最大の理由は、同時期に水面下で進行していた「嵐」の活動休止。社長だった故・ジャニー喜多川氏は、キンプリを「ポスト嵐」の一番手にしようとして、次々にプロモーションを仕掛けていた。そのため、岩橋は十分な休養を取らぬまま3カ月強で活動再開に踏み切る。その直後に発生したのが週刊文春デジタルが報じた“警察トラブル”だった。アルコールの購入をめぐって東京・原宿駅近くのコンビニ店員といざこざを起こし、パトカーに乗せられて原宿署まで連行されてしまった。これがきっかけとなって、収録現場に遅れてくる、ドラマのセリフを覚えてこないといった岩橋の問題行動が次々に暴露され、キンプリ自体の好感度も下がっていった。