新垣結衣は“ガッキー”から脱皮できるか? 鍵を握る星野源
「新垣は、18年、30歳の時に日本テレビ系で主演した『獣になれない私たち』でベッドシーンを演じ、アイドル路線から脱皮を図ろうとしました。しかし、そのキャラ変は視聴者には受け入れられませんでした。それから約2年近く休業し、昨年は同じく日テレ系の『親バカ青春白書』で初めて母親役に挑戦しました。あれは新垣が事務所を説得して実現したものだと聞きますが、さほどインパクトを残すことができませんでした。それほど“ガッキー”という愛称とブランドを捨て去ることは難しいのです」(芸能ライター・弘世一紀氏)
ただ、新垣は22年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演し、北条義時の初恋の人にして源頼朝の最初の妻となる八重を演じることが決まっている。アイドル的な要素がない役柄のため、新垣は大変貌を遂げる可能性がある。
「その鍵を握るのは、やはり夫となる星野だと思います。彼はミュージシャンでありながら役者、作家としての顔も持つ多才なクリエーターです。しかも、どの分野においても、お茶の間に溶け込む親しみやすさもあれば、通がうなるようなマニアックさも兼ね備えています。今後、新垣が女優としてどのように変わっていけばいいのか、彼には多くのアイデアがあると思います。良きアドバイザーにもなれるはずです」(前出の弘世一紀氏)