眞子さまで再び注目 皇族の自由恋愛が始まったのはいつ?
眞子さまが小室さんに出会ったのは、国際基督教大学(ICU)が交換留学生のために行った説明会だった。小室さんのすぐうしろに眞子さまが座ったのがきっかけだったという。ここから眞子さまの恋が始まったわけだが、皇族が一般人と恋愛をするようになったのはいつ頃からだろうか。
戦前、皇族が一般人と恋愛した話は聞かない。恋愛はあったかもしれないが、少なくとも結婚には至らなかったはずだ。なぜなら、旧皇室典範によって、眞子さまのような内親王が嫁ぐのは、同じ皇族か天皇が特別に認めた華族だけで、それ以外は認められていなかったからである。ちなみに「天皇が特別に認めた華族」というのは、旧公家や旧武家の上流階層が出自の華族であって、明治維新で新しく華族に列せられた新参者は対象外ということ。実際、明治天皇の后は一条家で、大正天皇は九条家、昭和天皇の良子妃は久邇宮といったようにすべて旧公家の出である。こうした家の女子から慎重に選んだあと、お見合いをして結婚という流れで決まった。
一方、眞子さまのような内親王はといえば、戦前は明治天皇の内親王4人と昭和天皇の長女の照宮内親王は東久邇家にと、すべて皇族に嫁いでいる。