東京五輪“オイシイ競技”の中継はNHKがいいとこ取り カネ持ちは強い!
民放は担当する日によって運不運があって、テレ朝は話題の種目をまずまず押さえたが、日本テレビは予選や準決勝が多い。7月31日の陸上・男子100メートルは予選だし、8月1日の桃田賢斗が勝ち進んでいるであろうバドミントン男子シングルスは準決勝、8月3日のサッカー男子も準決勝と、大一番の放送のお膳立てばかりである。なんとか、人気の女子マラソンを8月7日に中継するが、これが朝6時30分からと“早朝番組”になってしまった。歯がゆいことだろう。
フジテレビは競泳中心の編成にした。7月26日の担当日は、男子100メートル平泳ぎ、女子400メートル自由形、女子100メートルバタフライ、男子4×100メートルリレー、28日は女子200メートル自由形、男子200メートルバタフライ、女子1500メートル自由形、女子200メートル個人メドレー、男子4×200メートルリレーと決勝が目白押し。佐藤翔馬が活躍していそうだが、いずれも平日の午前中からで、アメリカのゴールデンタイムに合わせるとこういうことになる。
TBSは7人制ラグビー、男女3人ずつがチームになって対戦する柔道・混合団体戦、サーフィンなど新種目の決勝を7月28日と31日に放送する。