“キツい顔”今田美桜は宝くじCMでコメディエンヌの才能を開花させた
とはいえ、美人で目力が強すぎるがゆえのマイナス面もあったようだ。
「美人すぎるが故に、画面に登場した時の押し出しが強すぎるんです。少し顔をしかめただけでキツい顔立ちが目立ってしまう。はっきり言ってしまうと目力だけで主役を食ってしまうんです。だから最近では、どうしても主人公から一歩引いた少しおとなしい役が多かったような気がします」(前出の民放ドラマディレクター)
その“キツい顔立ち”をあえて強調し、“お笑い”にまで昇華させたのが、「ジャンボ宝くじ」のCMだ。コメディードラマ仕立てでストーリーが展開し、今田は“ジャンボ兄ちゃん”ことサトシ(妻夫木聡)を長男とした5人きょうだいの次女・ミオを演じているが、最後のオチのところで、今田のしかめっ面や、呆れ顔、驚き顔といったアップとひと言が強烈なインパクトを残す。このCMで今田はコメディエンヌとしての才能を開花させたと言ってもいい。
■出演中の「おかえりモネ」が大反響
そんな今田が19日、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に初登場し反響を呼んでいる。役名、若手気象予報士の「神野マリアンナ莉子」。名前だけで、ひと癖もふた癖もあるキャラだとわかる。