犬飼貴丈「サレタガワのブルー」が描く“不倫=ゲス”の直球ドラマは癖になる
「サレタガワのブルー」は、セモトちか氏原作の“読んだら必ず不倫したくなくなるマンガ”のドラマ化。番組公式HPには〈愛妻家のイケメン夫 優しくてカワイイ妻 幸せな夫婦は偽りの姿――思いもよらぬ妻の不倫から始まる、“された側の悲劇”〉とある。
その奔放に不倫する妻のアイコを元「乃木坂46」の堀未央奈(24)が好演。
「サイコパスならぬアイコパスと呼ばれるほどブッ飛んだ妻と、その不倫相手の男のゲスっぷりがクセになる味わいで新鮮なんです」(亀井徳明氏)
愛妻家の夫役で主演の犬飼貴丈(27)は、2012年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、15年の「仮面ライダービルド」で主演した王道イケメンだ。
「堀さんの不倫相手役はダンサーの岩岡徹さん。そのサレ妻に高梨臨さん。高梨さん以外、まだあまり連ドラに馴染みのないキャストなのも新鮮です。ネット上では〈キャストが薄すぎて、バラエティーの再現ドラマみたい〉なんて声もありますが、不倫=ゲスと真正面から捉えているドラマでは、むしろ生々しく楽しめると思いますよ」(亀井徳明氏)
かつては不倫を美化するようなドラマも放送してきたテレビだが……現実にはコロナ禍でも不倫する人もいれば、これを機に清算した人もいる。どの立場でも“読んだら必ず不倫したくなくなるマンガ”の世界を一度のぞいてみてはいかが。