繰り返される芸能人の不倫劇 どのように撮影するかより大事な情報とは
京都。小雨のそぼ降る夜の高瀬川沿い。19歳の美しい舞妓と70歳の歌舞伎俳優の相合い傘は妙に艶っぽく、映画のワンシーンのようであった。
不倫劇は繰り返される。どれだけ叩かれても、禁断の愛に溺れる本人たちはブレーキのないダンプカーのように突き進み、周りをも犠牲にしてクラッシュするまで、止まることができなくなるようだ。歌舞伎俳優はこの舞妓が愛おしくて、可愛くて、仕方なかったのだろう。ホテルの部屋での密会のあと、出て行く彼女を呼び止めて、白いバスローブの前をはだけてみせた。前代未聞の、お宝の“開チン”。このスクープ写真は世間を大いに驚かせたが、一体どうやって撮ったのか、と張り込み歴の長い記者はよく聞かれる。
■いつどこにターゲットがいて何をしているのか
「どうやって撮るかよりも、いつどこにターゲットがいて、何をしているのかという正確で細かい情報をつかんでいるかどうか。内通者であれば情報の確度も上がる」
だいたい答えはいつも決まっている。