玉ちゃんもシラフで町中華ロケ…酒が「飲めない」飲み歩き番組の涙ぐましいアイデア
奥の冷蔵庫にはビール瓶が見えているのだが、出してもらえない。お預けを食らって、玉袋は「もう地獄です」。その悶絶ぶりに、酒飲みは「さぞ苦しかろう」と自分ものどをヒクヒクさせながら、思わず笑ってしまうのだ。
2軒目はジョッキのカルピスで冷やし中華と、相当に苦しい組み合わせだが、玉ちゃんは「合います」と苦笑い。合うわけないだろ!
「玉袋が飲むシーンがないので、料理や調理の様子がゆっくり流れて、匂いも漂ってくるようです。飲めないことで、逆に酒の楽しみを伝えるアイデア賞ですよ」(テレビ雑誌編集デスク)
■吉田類は酒場を放浪せず家飲みに
飲み屋めぐり番組といえば、「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS)だが、これも放浪せず家飲みになってしまった。自宅の書斎でまずハイボールをつくり、以前に取材した東京・立川の大衆酒蔵から取り寄せたから揚げとおつまみセットで始める。おつまみセットはサワラの味噌焼き、ニラ玉、ポテサラなどで、「お店の味がそのままだよ」と吉田。