著者のコラム一覧
SALLiA歌手、音楽家、仏像オタク二スト、ライター

歌って作って踊るスタイルで話題を呼び、「イデア」でUSEN 1位を獲得。2018年より仏像オタクニストの活動を始め、初著「生きるのが苦しいなら」は紀伊國屋総合ランキング3位を獲得。近著に「アラサー女子、悟りのススメ。」(オークラ出版)がある。

小山田圭吾氏の謝罪から1カ月 それでも止まらぬ批判…許される日は来るのか?

公開日: 更新日:

 最終的に検事の主張した5年間の懲役刑は免れたが、それでも30日間の禁固刑と3年間の保護観察、300時間の無料社会奉仕、罰金1万ドル(約110万円)と、いじめ更生のためのカウンセリングに通うことを義務づけられた。

 イギリスでもいじめ加害者の親が教育に関する講習を受ける義務が発生し、講習を拒んだ場合は最大約15万円の罰金となっている。

■日本の「いじめ防止対策推進法」は個人の道徳に任せた法律

 日本では、13年に「いじめ防止対策推進法」が成立したが、イギリスやアメリカのように厳しい罰則がある訳でもなく、あくまで各々の道徳に任せるというような法律だ。

 だからこそ、《旭川少女イジメ凍死事件》や町田市の学校が配布したタブレットによる《小6女子いじめ自殺事件》など、学校側も「いじめ」を隠蔽して逃げ隠せる流れになっているのだ。

 そのため現在、法改正を求める声が上がっているのも当然だろう。いじめを起こさせない「対策」よりも、起こった後に「いじめをすると人生が終わる」ぐらいの厳しい罰則を制定しない限り、いじめはなくならないだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    パワハラ騒動で楽天退団 安楽智大の去就どうなる? 兄貴分・田中将大の自由契約で話題沸騰中

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    田中将大獲得に及び腰なのは《復活うんぬん以前の問題》…“外野”がフォローするほど現場との温度差浮き彫り

  1. 6

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 7

    巨人が“大山資金”で怒濤の上積み…FA石川柊太争奪戦で5球団「3年6億円」横一線の均衡破る

  3. 8

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  4. 9

    フジテレビ『ザ・ノンフィクション』で注目された50代男性の裏話と結婚できる中高年の境界線 

  5. 10

    石破政権を直撃!岩屋毅外相につきまとう「100万円」疑惑…米国発カジノ汚職で再燃