安田大サーカス・クロちゃん「サイコーの女と結婚したいのでコロナ前は週5でキャバクラ通い」

公開日: 更新日:

安田大サーカス クロちゃん(44歳)

 バラエティー番組に欠かせないキャラの「安田大サーカス」のクロちゃんはギャル好きで知られるが、サイコー女と巡り合って結婚するための努力を怠らない。ギャルやキャバクラ嬢にモテたい男性も見習いたいマメな作戦を教えてくれた。

  ◇  ◇  ◇

 学生時代はアニメにしか興味がなくて。3次元の女の子より「うる星やつら」のラムちゃんとか「セーラームーン」のセーラーマーキュリー水野亜美ちゃんとか好きすぎました。

 二十歳の誕生日に母親から「頼むから生身の人を好きになってくれ」と言われて、ようやく「生身の女の子を好きにならなきゃいけない」と考えるように。

■初めてのデートがセーラームーンみたいな私服の子

 サイコーだったのは20代で付き合った子。初めてのデートでセーラームーンみたいな私服だから「2.5次元から来たのかな?」と。コスプレ店員もやっていた子なのですごい気が合った。彼女のおかげで2次元、2.5次元、3次元と女性に少しずつ免疫がついていきました。

 テレビに出られるようになってから、サイテーだと思ったタイプは、有名パティシエのお店に連れていった時、僕としては「こんなお店、初めて!」と喜んでほしいのに、「この店知ってる」とあっさり言えちゃう子。

 バカラのグラスをプレゼントした時に僕が「バカラのいいグラスは気泡の上がり方が違うんだよ」と話すと、「知ってる」と。僕はウンチクをしゃべりたいのに(笑い)。逆の立場だと僕は「知らなかったよ」と言いますから、ちょっとした心配りができない女の子はカッコ悪いと思っちゃいましたね。

 僕は好きになった女の子が好きなものを好きになろうとします。赤ワインの好きな子と付き合えば赤ワイン、映画好きな子なら映画と。女の子が喜ぶから、2人の仲も加速するはず!

 パクチーなどハーブがはやった頃、匂いや独特の苦味が嫌いでしたけど、僕の好きなタイプのキャバクラ嬢やギャルがハーブのお店に行っていたんです。苦手なままだとデートに誘う口実の選択肢が1つ減るから食べ始めましたよ。そうしたらいつの間にか克服して、ギャルには「香草が体にいい感じを宿してるよね~」と言いました。「わかってんね、クロちゃん」とか言われて、仲は接近。ちなみに、ギャルは基本、タメ口の上から目線(笑い)。

 淡い色合いの服装の山ガール的な女の子や、言葉を濁しちゃうタイプの子は苦手。派手めのギャル系で「好き」「嫌い!」をはっきり言い切る子がサイコー。僕は女性を口説く戦略を立てたいので、はっきりと気持ちや好みを言われた方が対処もしやすい。

僕みたいな芸人はチャリーン!(お金)にしか見られない

 デートに考えているお店の下見をするのも好き。店員さんには「今度女の子と来たら、僕を常連さんぽく扱ってくださいね」とお願いする。次にデートで行くと、「いつもありがとうございます」と店員さんも常連扱いの挨拶で、のっかってくれます。ありがたいです。僕も必死ですから!

 キャバクラとか飲み屋の女の子に「お客さんと付き合ったことあるの?」と尋ねると、「あります」「全然あるよ」と答える子もいて、以前は「やった!」と喜んでいたけど、考えると女の子は何十、何百人といるお客から自分の中で1着になった男を選んで付き合うわけだから、結構な競争率じゃないですか。イケメンやお金持ちを選ぶから、僕みたいな芸人はチャリーン!(お金)としか見られないみたい。

 そろそろサイコー女と結婚までいきたいと思って、コロナ禍前は週5でキャバクラ通い。店だとLINE交換も簡単にできて出会いが手っ取り早く下手な鉄砲も数撃つ作戦。いかに安くいかにたくさん出会うかを目指し、初回料金が5000円の店に行く。4回転で4人付けば5000円で4人と出会える。その後はLINEのやりとりで気が合った子とデートする。

 同じ店に行く時はお店の人に「新しい気持ちで来たので初回料金で入れてください」とお願いする(笑い)。平日の早い時間や雨の日だと安く入れてくれる店もありますよ。

 若い子が好きなことを僕は常に勉強したり、SNSも駆使しています。それが今は芸に生かされてるかもしれません。でも、それはギャルに好かれるための努力がたまたま仕事に結びついてるだけです。

 コロナ禍ではZoomのキャバクラもやりましたけど、シャンパン入れてあげても僕は飲めない!(笑い)。やっぱり対面で会いたいので、コロナ禍が明けたらまた通います!

(聞き手=松野大介)

▼本名=黒川明人(くろかわ・あきひと) 1976年12月、広島県出身。お笑いトリオ、安田大サーカスでブレーク。「水曜日のダウンタウン」などバラエティーで活躍中。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値