眞子さんの思いと肉声を日本国民は最後まで聞けなかった
■皇族の実像を伝えようとしない宮内庁の壁
ところが、眞子さんの婚約が明らかになって以降、宮内庁が反論したのはたった3回である。ホームページを見れば分かるが、美智子さまが宮内庁長官を動かしたとか、すべて美智子さまに関係している記事ばかりだ。美智子さまのことに関していうなら、約60年も前、伊勢神宮を参拝したときのお召しに針金が入っていたかどうかなんていう記事にも宮内庁は反論していたのだが……。では眞子さんに関してはなぜ反論しないのか。「複雑性PTSD」と診断される前に、なぜ眞子さんが納得できるような反論をしなかったのか。小室圭さんが眞子さんの婚約者であっても、一民間人にすぎず、皇族ではないからなのか。
宮内庁は天皇一家、皇太子一家のための組織であると考えれば、秋篠宮家の眞子さんは重要ではなかったのかもしれない。でも、何かおかしい。
おかしいのはまだある。私たちは眞子さんがどんな女性で何をしようとしていたのか、どれほどの人が知っているだろうか。ある皇室記者はこんなことを言ったことがある。