「眞子さんの乱」が示した皇室の“危機”…悠仁さまの結婚相手を見つけるのは至難の業
眞子さんと小室圭さんが結婚を貫いてくれたからよかったものの、もし破談にでもなっていたら、いつか国民は後悔しているかもしれない。それはともかく、「眞子さんの乱」は、皇室が抱えるさまざまな問題点を明らかにしてくれた。それによって、これまで見えていなかった危機が、目の前にまで迫っていることが多くの人に知ってもらえたことは大きい。例えば、政府の有識者会議は、「女系」による継承を棚上げにし、女性宮家を1代限りとして認めようとしているが、女性宮家を認めても1代限りでは、結局は今の状況と何ら変わらないことだ。むしろ、こういう結論を出すこと自体、無責任だろう。
現在、未婚の女性皇族は、眞子さんが抜けて愛子内親王、佳子内親王、三笠宮彬子女王、三笠宮瑶子女王、高円宮承子女王の5人である。未婚の男子皇族となると悠仁さまたった1人なのだ。女性宮家を1代限りにすると、5人の女性皇族が宮家を創設しても、いずれ廃絶となるのだから、結局、皇室は悠仁さまだけになるのは同じなのだ。
つまり、悠仁さまに男子が生まれるかどうかによって天皇家の将来が決まってしまう。そうなると、悠仁さまの結婚相手は、男子を産むことが義務付けられる。男女は平等のはずなのに、必ず男子を産まなければならないなんて、こんなひどい話はないだろう。そんなところに誰が嫁ぐだろうか。もしいるとすれば、何らかの野心がある人物だけだろう。