浜田省吾に普遍の“オンザロード”…40年前と同じ楽曲で日本武道館を沸かせた
70年代の「風を感じて」にはじまり、「悲しみは雪のように」「もうひとつの土曜日」などのヒット曲で知られるシンガー・ソングライター、浜田省吾(69)が健在ぶりを示した。1982年1月に行った初の日本武道館でのコンサートをこのほど同じ楽曲で40年ぶりに再現。2年ぶりのライブというブランクを感じさせない、張りと艶のある歌唱で観客を沸かせたのである。
「40年前の日本武道館は、ハマショーの動員力では無謀との前評判を覆し、チケット即日完売で名前を上げた。テレビにも出ず、全国ツアーでライブ中心にやっていくという今に続くスタイルの原点となったものでした。以来『オンザロード』と銘打つツアーを続けてきた彼には、今こそがキャリアのピークとの評判も聞こえてきます」(音楽ライター)
ステージでは「まさか、あのときここにいたっていう人、いるのかな」と呼び掛け、拍手が湧くと「おー、久しぶりです」と応じる一幕も。「まだ生まれてなかったって人は?」には、より多くの拍手が響き、デビュー当時からのファンよりも、若い世代の観客が増えたことを示したようだ。