荒牧陽子さんは30歳でモノマネシンガーに 下積み時代での思わぬオファー、数秒での決断まで

公開日: 更新日:

 番組初登場の時はガイドボーカルを務めた歌手の中からスタッフさんと選んだモノマネを10連発くらいやることに。私はモノマネとして歌ったことがないから「本当に似てるのか? お客さんやテレビを見ている人に喜んでもらえるのか」と不安でした。

 あまりに緊張しすぎて前日に発熱して、本番にはフラフラでのぞんだんです。でも、歌った後はみなさんが絶賛してくれてビックリ。すごくうれしかった。

 それから何度も出させていただき、テレビやイベントとモノマネの仕事が増えて、大きく環境が変わり“親戚”も増えました(笑)。

 シンガーからモノマネに転換するのは大変でした。自分の歌も歌いたいけれど、ライブやイベントで私のモノマネの歌で喜んでくださる人が大勢いてくれると、「シンガーもモノマネも一緒なんだ」と思いました。私の歌を聴いてくれてるんだと。仮にシンガーとしてメジャーデビューできたとしても売れなかったかもしれないですし。

 私の歌で喜んでくれてる方たちに感謝して10年間、モノマネを頑張ってきました。同時にシンガーとしての自分もゼロにはせず、持ち続けてきたので、いつか自分の曲も発表したい。ユーチューブでは新しいモノマネをやっていますが、それと別にシンガーとしても配信できたらいいなと。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出