DBキャラから降りない…R藤本はただのイロモノではない確かな存在
「集英社ならびバンダイ、東映アニメーション各位、もう少しだけ見逃してくれー!」(R藤本/フジテレビ「千原ジュニアの座王 新春SP」1月2日放送)
◇ ◇ ◇
「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」など、さまざまなお題で対決する「座王」で、「鬼」と呼ばれる絶対王者の笑い飯・西田に次ぐ成績を収めているのが、R藤本(40)だ。「ドラゴンボール」シリーズの人気キャラクター「ベジータ」の憑依モノマネで知られる彼が「土下座」して一言というお題で言ったセリフを今週は取り上げたい。
もともと、藤本がお笑い芸人になったのは会社勤めの傍ら「R-1ぐらんぷり」(フジテレビ)に出場したのがきっかけだった。それを見たアマチュアお笑いライブの主催者が出演をオファー。「週末だけやる草野球」のような感覚で行っているうちに、やがて会社を辞めた。
その頃やっていたのは「アンパンマン」のジャムおじさんのネタ。だが、お面をつけていたため、先がないと感じた藤本はベジータになった。きっかけは「コスプレ衣装の発売を知ったから」という身もフタもないものだったが、これが思いのほかウケた。