鈴木保奈美「ちむどんどん」“クセが強い母”で再ブレーク 2度の離婚も芝居の糧に本領発揮
「東京ラブストーリー」から31年、鈴木保奈美(55)の怪演が話題になっている。
連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合)では、ヒロイン(黒島結菜=25)の婚約相手・和彦(宮沢氷魚=28)の母・重子役で、にっこりしながら「結婚は許しません」と一刀両断、前の彼女とはなぜ別れたのかと詰問する“溺愛ママ”役を演じ、26日に登場するとネットで話題に。
また「家庭教師のトラコ」(日本テレビ系)では、富裕層の“後妻ママ”役で出演。同じクールに全く違う“クセが強いママ”役を演じ、ネット上では「鈴木保奈美、同じとは思えない」「あの赤名リカが……」とコメントが。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「離婚されて、ようやく本領発揮といった感じでしょう。鈴木さんは元々、女優になりたくて大学も中退されているくらい、女優の仕事が天職。離婚してからテレビで見る鈴木さんの生き生きした表情からも感じ取れます。2度の離婚の経験も“腹に一物ある”役どころに生かされていて、芝居の糧になっている。演技は憑依型で、毎回作品によって全然異なる顔を見せるのも彼女の経験のなせる業でしょう。50代になり、今後の活躍がますます楽しみです」