三遊亭円楽さん死去で心配な「笑点」の“終わりの始まり”…視聴率からもハッキリ
9月30日に肺がんのために亡くなった落語家・三遊亭円楽さん(享年72)。10月4日には、都内の斎場で葬儀がしめやかに営まれた。
円楽さんといえば、人気演芸番組『笑点』(日本テレビ系)に40年以上も出演し続けた、文字通り“ミスター笑点”だった。それは数字でも裏付けられている。
「桂歌丸師匠が亡くなってからは、文字通り『笑点』を一人で支えていました。というのも、2016年に歌丸さんから春風亭昇太さんに司会が変わりましたが、そこから視聴率は右肩下がり。ですが、18年4月1日に“エイプリルフール企画”で円楽さんが司会を務めたときは、20%近い数字を叩き出しました」(ワイドショー関係者)
今年に入って17.7%と最高視聴率を記録した1月30日は、円楽さんが脳梗塞で再入院すると報じられた直後の放送回。また、訃報後の10月2日放送回でも17.7%を記録し、前週から6.9ポイントも上げるなど、存在の大きさを示している。
■テレビ局はコア層を重視