山田涼介「親愛なる僕へ殺意をこめて」の先行きは?「相棒」に蹴散らされて視聴率3%台
20日に岡田将生(33)主演「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)、21日に平野紫耀(25)主演「クロサギ」(TBS系)がスタートし、地上波GP帯の秋ドラマが出揃う。
世帯視聴率で2ケタ確保が難しい“連ドラ低調”ムードの中、12日にスタートした水谷豊(70)主演「相棒」シーズン21(テレ朝系)は、前シーズン初回の15.2%を上回る17.3%の好発進だった(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)。
「週1の連ドラをリアルタイムで見ることを楽しみにしている層にとっては定番中の定番なうえ、寺脇康文演じる初代相棒の亀山薫が復帰するのも追い風となって、今どきの連ドラの視聴率では“お化け級”の数字に。その一方で、すでに始まっている他のドラマのほとんどが2ケタには遠い数字なのも現実です」(広告代理店関係者)
「相棒」と同じ水曜には夜10時に日本テレビ系が奈緒(27)主演「ファーストペンギン!」、フジテレビ系が山田涼介(29)主演「親愛なる僕へ殺意をこめて」があるが、12日放送の第2話は前者が7.5%、後者が3.5%と、2つを合わせても「相棒」に遠く及ばない。「相棒」の初回が15分拡大で、放送時間が一部かぶったのも痛かった。