月9「PICU 小児集中治療室」で“医療過疎”のように描かれ…北海道美瑛町がフジテレビに猛抗議
さらにそこから近くのヘリポートまで救急車で運ばれ、ドクターヘリで札幌市の「北海総合大学病院」に運ばれたが、同病院のPICUは救急を受け入れられないため、子役は息を引き取った。
これがきっかけとなり、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)は、PICU設立の先駆者である植野元・医師(安田顕)に、救急患者を受け入れできるPICU設立を依頼。若手小児科医の志子田武四郎(吉沢亮)もそのメンバーに加わるという話が続く。
しかし、これに対し、美瑛町議の青田ともふみ氏が、放送翌日の11日、フジテレビに電話し、実態とかけ離れた美瑛町の医療の描かれ方に抗議。同氏はブログに、「(美瑛町は)決して子供たちの命を守る医療体制がない町ではない!」と記載している。さらに13日のブログでは、フジテレビの関係者が12日に町を訪れたとしてこう報告。
「昨日フジテレビ関係者3人が謝罪のために役場を訪れ、町(議長、担当課長など)からは実態とかけ離れている内容となっており、町のイメージが大きく損なわれたことを強く指摘しています。フジテレビ側も町の主張を100%理解したようで、今後誠実に放送の際にリカバーすることを確約し、美瑛のまちづくりの取り組みを放送で伝え、まちづくりの現状とイメージの回復、イメージアップにつながるためのその方法を局として検討してくれることになりました」