テレ朝・篠塚社長「玉川徹氏続投」明言の背景…“性加害報道”の香川照之もドラマ降板せず
今回、テレビ朝日が玉川氏の決めたのはなぜか? その理由を聞くと、「訂正謝罪をした上で、社内処分も終え、本人も深く反省しており、今回、このような形態での出演継続という判断に至りました」(テレビ朝日広報部)という回答だった。
「『モーニングショー』は朝の情報番組の中で平均世帯視聴率のトップをキープしています。今のテレビは個人視聴率が重視されていますが、同番組が50代以上の男女から断トツの支持を得ているは間違いありません。現在も凸版印刷、AGC、明治、東急リバブルなど大手企業がスポンサーに名を連ねており、その多くは玉川氏の歯に衣着せぬ物言いを評価しているということだと思います。テレ朝は玉川氏の続投についてスポンサーの了解を取り付けたということでしょう」(前出の広告代理店関係者)
玉川氏はこれからはレギュラーコメンテーターではなく、現場で取材を行い、情報を届ける“レポーター”としての再出発を切る予定だが、今回の件で“玉川節”がトーンダウンすれば、その時の方がむしろスポンサー離れが懸念されるのではないか。