原田真二デビュー45周年 今も訴え続ける反戦平和メッセージと衰えぬロック魂

公開日: 更新日:

「それだけではありません」と構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。

「実は原田さんは、デビュー直後、わずか半年で所属事務所を辞めています。その事務所が、当時創業間もなかったアミューズなんです。で、稼ぎ頭に去られた大里社長(現会長)は原田さんに代わる存在をと探し、原田さんと同じ青学から学生バンドを見つけてくるわけです。それが、サザンオールスターズです。原田さんが辞めていなかったら、サザンの今はなかったのかも知れないのです」

 吉田拓郎矢沢永吉、西城秀樹と同じ、広島出身。

あの小さな都市から、これだけ時代をつくったアーティストが出ているのは、やはり広島には何かしらのパワーがあるのでしょう」と続けた。

 原田は川の対岸の原爆ドームを眺めて育ったこともあり、反戦反核のメッセージを当時から訴え続けている。このほどゲスト出演したTOKYO FMでも、こうコメントした。

「唯一の被爆国である日本なんだけど、広島、長崎の惨状をみんなが同じ温度で共有できていない、それが大きな問題だなと感じているんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」