原田真二デビュー45周年 今も訴え続ける反戦平和メッセージと衰えぬロック魂

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 中高年世代には懐かしいシンガー・ソングライター原田真二(64)がデビュー45周年となり、来月アニバーサリーライブを開くという。

 原田といえば、伝説的なエピソードがいくつもある。1977(昭和52)年、18歳でのデビュー曲「てぃーんず ぶるーす」から「キャンディ」「シャドー・ボクサー」と3カ月連続リリースのシングルがいずれもヒットチャートでベスト10入り、ファーストアルバムはオリコン初登場1位。日本音楽市場初の快挙を成し遂げた早熟の天才だ。

「カーリーヘアの愛くるしいルックスにハスキーボイス、ピアノを弾きながら歌うスタイルといい、それまでの日本にはなかった洋楽のにおいがして、中高生の女の子に黄色い歓声を浴びた。松田聖子もファンであることを公言していますね」と某レコード会社出身のライターは言う。

 その才能は海外にも伝わり、1980年にはあのジョン・レノンからプロデュースの話も。その直後レノンが銃撃事件で命を落としてしまい、実現しなかったが、エピソードは語り継がれている。

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