草野仁が「世界ふしぎ発見!」勇退で体現した引き際の美学 司会交代でも貫く生涯現役
「そういう形(司会交代)にはなるみたいですけど」
司会を引き継ぐフリーの石井亮次アナ(45)に「新風を吹き込んで」とエールを送れるようになるまでには少なからず葛藤があったようだ。
■今後は草野仁事務所の運営もあり…
草野アナといえば、トレーニングを欠かさず、たくましい肉体を保っていることで知られる。
「フィットネスバイクにダンベル、腹筋にウオーキングと、独自のメニューを考案しては実践し、効果があると事あるごとに広めていく。相撲対決でガッツ石松に勝ったこともある屈強さはもちろん、常にまわりに気をつかい、言動には気を付けていることが感じられる人ですね」(前出の放送作家)
昨年はコロナにかかって、「ふしぎ発見」を休んだことも。病気知らずを標榜していた草野も、ダンベルの重量を15キロから5キロに減らすなど、年齢に合った見直しと調整をしているのかも知れない。著書「老い駆けろ!人生」などで、前向きな人生訓も多い草野。「ふしぎ発見」の総合司会の座からは退くが、“クイズマスター”として番組には継続して出演。
「個人事務所である『草野仁事務所』の代表者としては所属するキャスターの仕事の面倒も見なければならない。生涯現役で働くつもりでしょう」(テレビ関係者)
草野の辞書に“老後”という言葉はないようだ。