市川猿之助さん「自殺図ったか」報道で《今こそJKTの闇を暴く時。膿を出せ》の声が出るナゼ
19日から始まるG7サミット(先進7か国首脳会議)の報道も吹っ飛ぶ衝撃的なニュースだった。
歌舞伎俳優の市川猿之助さん(47)が18日午前、東京・目黒区の住宅で両親とともに倒れているのが見つかり、父親の歌舞伎俳優、市川段四郎さん(76)と母親(75)の死亡が確認されたという報道のことだ。
猿之助さんの所属事務所は「いまは情報が少なくコメントを出せる状況にない」としているものの、自宅からは猿之助さんが家族に宛てて書いたとみられる遺書のようなものが見つかっているという。現場の状況などから、一部のメディアは「自殺を図ったか」との見出しで報じた。
四代目段四郎さんの長男として生まれた猿之助さん。歌舞伎俳優として活躍する傍ら、映画やテレビドラマ、バラエティー番組にも多数出演し、お茶の間の人気も高かっただけに、報じられている内容が事実とすれば大騒ぎにならないはずがない。
猿之助さんを巡っては、18日発売の週刊誌「女性セブン」が『歌舞伎激震の性被害!市川猿之助濃厚セクハラ』と題した記事を掲載、ネット上では《この記事が引き金になったのか》《何か関係があるのか》などと様々な憶測が飛び交っているが、真相は不明だ。
ただ、そんな中で、チラホラ見受けられる投稿が《今こそJKTの闇を暴く時。膿を出せ》といった声だ。
「JKTとは、ジャニーズ事務所(J)、歌舞伎界(K)、宝塚歌劇団(T)を差す隠語。先日、ジャニーズ事務所の元所属タレントの男性が、ジャニー喜多川前社長(2019年死去)から性被害を受けたとして告発した問題を巡り、公式サイトで藤島ジュリー景子社長が謝罪していましたが、この3つの業界は芸能界でも、特に閉鎖的な環境にあったといっていい。ジャニーズは言うに及ばず、宝塚でも過去、集団いじめが度々、指摘されているほか、最近では演出家のハラスメント報道もありました。しかし、いずれも共通しているのは、絶対的な力関係を背景に問題が表面化せず、当事者や関係者がなかなか証言しないこと。そうした状況が長年、慣習として続いていたわけです。もういい加減、そんな時代じゃないでしょうと」(芸能ライター)
演者はもちろん、それを応援するファンも含め、皆が心から楽しめる芸能界になってほしい。
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■厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
▽いのちの電話 0570-783-556(午前10時~午後10時)、0120-783-556(午後4時~同9時、毎月10日は午前8時~翌日午前8時)
▽こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556(対応の曜日・時間は都道府県により異なる)
▽よりそいホットライン 0120-279-338(24時間対応) 岩手、宮城、福島各県からは0120-279-226(24時間対応)