主演ドラマ降板報道の鈴木京香に“もうひとつ”の顔 建築業界のお墨付きで専門家に仲間入り
東京・渋谷にある建築家の故・吉阪隆正氏の代表作である住宅「ヴィラ・クゥクゥ」を取り壊される直前に購入して改修し、一般公開もしていく予定だという。
そのことが建築文化向上への貢献として今回の受賞につながったのだが、彼女はまた文化庁の「建築文化に関する検討会議」の委員にも選出されている。文化の保存や再活用について提言を行う立場で、この業界での知名度は高いという。
もちろん、彼女のための主演ドラマに政府の委員でもあるとなれば、スポンサーを引き受けたり、CMに起用しようという動きは活発化する。
ただでさえ最近は、つるの剛士が幼稚園教諭2種免許を取得して保育士試験に合格したり、TBSアナの出水麻衣が早稲田大学大学院を卒業してMBA(経営学修士)を取得したことが話題になった。古くはフジテレビを退社した菊間千乃氏が弁護士になってコメンテーターをしたり、本来のタレント業に付加価値を付けて活動の場を広げるケースが増えている。
もっとも、鈴木の場合はこれらとは少し違っている。建築業界のお墨付きで専門家への仲間入りを果たしており、2つの本業を持っているようなもの。今後は心や体と折り合いを付けながら励んでいくしかない。