ジャニーズが抱える“時限爆弾”…性加害問題の静観は通じず、スポンサー企業100社超「離反ドミノ」も
「いまの情勢では打ち切りは前向きに検討、というか、既定路線だと思います。ただし、『前から耳にくらいは知っていたんじゃないですか』『放置してきたことに責任は』などと消費者から言われたら大変ですから。そんな火の粉で飛び火することに戦々恐々なのでしょう。一蓮托生のような感じもあるのです」
かくして、「静観」という日本企業お得意の戦術に落ち着いた。それが現状のようだ。しかし、これから、じわじわとスポンサー企業が動き出すのではないかという。
「まず注目は、ジャニーズの冠番組やコーナー。秋の改編あたりをめどにしれっと打ち切っていく動きがあるようです。『#裸の少年』(テレビ朝日系)あたり、批判の声も相当のようですし。大っぴらにせず、視聴率のテコ入れなどともっともらしい理由をつけて契約満了で更新しないという流れが主流になっていくでしょう」
かくして冠番組やコーナーも100以上あるジャニーズの勢力は今後1年で半減していく見通しもあるという。そうなるとスポンサー企業のジャニーズ離反ドミノも始まる。時流に乗るのが企業だが、「さんざんジャニーズのタレントで儲けておいて」という批判は受け止めるしかないはずだ。