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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

周囲に伝播していく 囲碁将棋の2人のいまだ初期衝動のままの楽しさ

公開日: 更新日:

「NSC入った日から今日までずっと楽しい」
 (文田大介/テレビ東京系「あちこちオードリー」10月18日放送)

 ◇  ◇  ◇

 結成16年以上のコンビによる漫才トーナメント「THE SECONDE」(フジテレビ系)で、3位になったことをきっかけに、いまやバラエティー番組に引っ張りだこの囲碁将棋。吉本の養成所NSCは、実力者であればあるほど熱心には通わないとよく聞く。だが、ツッコミ担当の根建太一(42)は冒頭の番組で「下手したら一日も休んでないかもしれないです。恥ずかしいくらい毎日行ってました」と明かす。それを受けて、相方の文田大介(43=写真(左))が語った言葉を今週は取り上げたい。

 NSC出身の芸人から度々イジられるダンス講師のラッキィ池田のことも、彼らは大好きで尊敬する恩師だと言う。

「THE SECOND」以前の囲碁将棋は、テレビでの知名度と劇場での知名度のギャップがもっとも大きい漫才師と言っても過言ではなかった。

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