「不適切にもほどがある!」第5話で衝撃展開! 阪神・淡路大震災を描いた宮藤官九郎の狙い
SNS上では「#ふてほど」のハッシュタグも登場し、ヒットの法則と言われる“四文字略語”が定着し始めている金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)。
1986年から2024年にタイムスリップした“昭和のオジサン”の中学教師(阿部サダヲ)がコンプライアンスでがんじがらめになった令和の世の中に一石を投じる内容。「この作品には、不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが、時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み、1986年当時の表現をあえて使用して放送します」のテロップが表示され、際どいセリフのオンパレード。脚本の宮藤官九郎も伸び伸びと当時と今の対比を描いているように見える。
23日放送の第5回では、主人公の小川市郎(阿部)と娘の純子(河合優実)が、純子の夫(錦戸亮)と和解した直後に阪神・淡路大震災(1995年)に巻き込まれ命を落とす悲劇的な結末が描かれた。
あまりに衝撃的な展開に、SNS上は、「笑って泣けて…神回だった」「号泣していまだ立ち直れてない」など、絶賛の声であふれた。ドラマに詳しいコラムニストのペリー荻野氏はこう話す。