中居正広に俳優業復帰の機運…「だれかtoなかい」の“自虐漫談”でピンチをチャンスに
キャリア38年のベテランである中居正広(51)がテレビ界で注目を集めている。ダウンタウン・松本人志(60)とダブルMCを務めていたトークバラエティー「まつもtoなかい」(フジテレビ系、現「だれかtoなかい」)のオープニングで展開する“漫談”に端を発して、俳優復帰を望む声が高まっているのだ。
同番組は、「会いたい」と思う著名人2組を松本と中居がマッチング。2回の特番をへて、昨年4月期からレギュラー化された。松本は、プライベートでも親交が深い中居との新番組に集中すべく、同局でレギュラーコメンテーターを務めていた「ワイドナショー」を卒業するほど、気合が入っていた。ところが現在は、性加害報道による裁判に注力するためにすべての芸能活動を休止中。
中居は、松本不在となった最初のオンエア回(1月28日)のオープニングで数分間にわたって、「松本さんが出てる番組の中でぶっ倒れそうな番組、断トツ」とぼやき続ける“自虐漫談”を展開した。
中居がピンチを自虐で乗り切るのは常套手段といえる。2022年11月に病名非公表で休養し、翌23年1月からレギュラー番組に復帰した際も、「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日系、現「中居正広の土曜日な会」)で「(ネットニュースに)『年内死ぬ』って出てた。みんな俺、死ぬと思ってたの?」と、一部メディアで流れた重篤説を逆手に取っている。禁句をあえて言葉にし、ピンチを笑いに変換するのはお得意コース。