中居正広に俳優業復帰の機運…「だれかtoなかい」の“自虐漫談”でピンチをチャンスに
“男気”出演の可能性も
そしていま、SNSを中心に広まっているのが中居の俳優業への復帰説だ。主演作は13年公開の映画「劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL」が最後。助演は俳優の故今井雅之さんが原作・脚本・演出・主演を手掛けた戯曲「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」の映画化(16年公開)にともない、友情出演したのがラストとなる。その年の末にSMAPが解散。以降は、歌やダンスとも距離を置いた。
20年の旧ジャニ退所・独立以降は、仕事が司会業に集中。現在4本の地上波、1本のラジオレギュラーを抱えているため、連ドラ撮影に多くの時間を割くことはスケジュール調整が厳しいという声もあるが、「“抜け道”はある」と、エンタメライターの伊藤雅奈子氏はいう。
「週のルーティンとなっているスケジュールから、新たに撮影日を捻出するのは容易ではないでしょうし、なにより大病を患ったあとの体力低下が心配される。でも、親友だった今井さんの遺作、自身がプロデュースした舞祭組の晴れ舞台で実証したように、つながりが深い人への協力は惜しまない。量より質を重んじる男気は有名です。連ドラ主演は困難でも、負担が少ないSPドラマの友情出演やキーマンとなる役柄なら不可能ではない」
昨年9月には、かつてSMAPで出演していたソフトバンクのテレビCMにおよそ6年ぶりにソロで返り咲いた。「まつもtoなかい」の初回(4月30日)では、元メンバーの香取慎吾(47)と6年ぶりにテレビで再共演した。「だれかtoなかい」では、元SMAPが嵐とタッグを組んでいる。中居が次に仕掛けるサプライズが俳優業復帰であっても不思議ではない。