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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

長澤まさみは木村拓哉を捨てて東出昌大を選ぶ?「コンフィデンスマンJP」に懸ける"特別な想い"

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性加害騒動でスポンサーがつきにくくなったキムタク

 これだけの人気シリーズなら、2年半のペースで第3作が今年のGWあたりに公開されてしかるべきなのだが、このスケジュールを狂わせたのが、昨年公になった旧ジャニーズ事務所の性加害騒動といわれている。国内外を問わず報道されたこの騒動に、さらに致命的ダメージを与えたのは、木村が自らのSNSに投稿した「show must go on!」の一文。すぐさま削除されたが、この不謹慎な投稿が新作撮影に与えた影響は少なくなかったはずだ。

 気になるのは長澤のもう一つの人気シリーズ「コンフィデンスマンJP」の新作だろう。27日にはこのシリーズに欠かせない“ボクちゃん”を演じている東出昌大(36)が、来春出産予定という女性との再婚を発表した。劇場版「コンフィデンスマンJP」は、19年5月の「-ロマンス編-」から、現在までに3作が公開された。こちらも興収合計97億円という超人気シリーズ作品だ。

 ただこれも、20年1月に公になった東出の不倫・離婚が影を落とし、現時点で第4作は公開されていない。新作製作は東出のネガティブイメージが払拭されることが絶対条件といわれているが、筆者の取材では4作目のプロジェクトは間違いなく動き出す。何より聞こえてくるのは、長澤のこのシリーズに抱く“特別な思い”だ。作品とレギュラー陣、スタッフを大切に思う気持ちはもちろん、故・竹内結子さんや故・三浦春馬さんとの“生きた証し”を自分がつなげていかなければ……という特別な思いを抱えているそうだ。

 興収成績だけ見れば「マスカレード」シリーズが上だが、この作品は“木村拓哉の作品”という見方をする観客もいる。そして実はスタッフやクライアントの中にも、木村が今も「STARTO ENTERTAINMENT」とエージェント契約を結んでいることを快く思っていない人もいるという。さらに木村にCMスポンサーがつきにくくなった事実が解消されない限り続編は難航するのでは……と考える広告関係者も多いと聞く。

 再婚相手との間に赤ちゃんが生まれる東出と“ダー子”長澤の新作は、タイミングを待つばかりとなりそうだ。

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