ジャパネットたかた創業者の高田明さんは社長退任から10年…「あと40年、117歳まで生きる」
えー、あれだけ売りまくっていたのに!
「食にもそれほど興味がなく、もともと1日1.5~2食と小食。お酒は大好きですが、この頃は弱くなり、夜、日本酒をコップ1杯飲んだら、すぐ眠ってしまうんです」
物欲、食欲もない、とは。
「女性に対しても関心が薄く、結婚前には両親に心配されました。それが、今の妻と会った瞬間、『この人と結婚するかもしれない』と。感覚が合ったのでしょう(笑)」
27歳のとき、5歳年下の恵子夫人と結婚。夫人はジャパネットたかたの副社長を長年務め、高田さんを公私ともに支えた。高田さんが還暦のときに建てた家に2人で暮らす。66歳で社長を退任した直後は、本を出版。年間100本以上、全国を講演して回った。
「今は、お付き合いのあるところから依頼があるときくらい」
17年には、ジャパネットのグループ会社となった、Jリーグのクラブ「V・ファーレン長崎」の社長に就任。経営危機にあったクラブを救った。