フジ第三者委の中居正広氏「性暴力認定」でCMどうなる? 西松屋、フジパン、アイリスを“直撃”すると…
「大手企業の多くは保守的になっていて、再開を検討していた企業も、再開延期を決めたところがあるようです。もっとも、フジテレビもこのまま手をこまねいているわけにはいかないでしょうから、CM価格を値下げしてでも枠を埋めていくとみられます。いつまでもACジャパンばかり流しているのは避けたいはず」と某広告プロデューサーは言っている。
企業サイドからすれば、CM出稿のチャンスとの受けとめ方もしている可能性もある。
■これから別の被害者が出て来る可能性も排除しきれず…
「月9」ドラマのスポンサーとして知られるフジパン株式会社は本紙問い合わせに「第三者委員会の内容は把握しております。現在、検討中でございまして今後の対応は未定でございます」とマーケティング部の担当者からメール返信があった。
第三者調査委の報告書発表の前、アニメ「サザエさん」のスポンサー西松屋は出稿再開に向けて動いているとの見方が広告関係者の間で流れたが、2日に問い合わせたところ、こちらもCM放映の停止を継続することを明らかにし、今後については「諸般の事情を鑑みて、総合的に判断していきます」との回答が広報担当者からあった。