「離婚」「中絶」「借金苦」…島倉千代子を苦しめた“男運”
「眼科医と別れてからも、島倉のだめんず人生は終わりませんでした。80年代は8歳年下の作詞家、90年代は乳がんの闘病生活を支えてくれた9歳年下の一般男性と交際しましたが、長続きしませんでした。晩年は生まれてこなかった3人の子供を熱心に供養していたそうです」(音楽業界関係者)
人生そのものが演歌だったのではないか。
<身寄りなかった寂しい晩年>
所属レコード会社の日本コロムビアによると、島倉の肝臓がんは2010年に見つかり、その後、入退院を繰り返していたという。今年は6月に入院し、10月中旬に退院、今月6日に体調が悪化し再入院した。
家族がいない島倉は女性マネジャーと知人にみとられ、息を引き取った。遺体は島倉が公私のあらゆる面で相談してきた住職のいる都内の寺院に安置された。
数年前まで41歳年下の所属事務所の社長を“息子”と呼んでかわいがり、全幅の信頼を寄せていたが、最後まで一緒にはいられなかったようだ。