泥酔騒動で生涯禁酒宣言した 中川礼二
■2003年3月
当時、兄弟漫才コンビとして人気急上昇中だった「中川家」の弟こと中川礼二が、酒の席で21歳の女性とトラブルになったのは03年3月。
4日夜、中川礼二(当時31)は大阪市内の吉本興業本社で記者会見を開いた。報道陣の前で厳粛な表情で深々と頭を下げて謝罪。2月28日未明に広島のバーで女性と揉めたとスポーツ紙などに大々的に報道され、事件の謝罪と活動再開を目的とした記者会見だった。
事件については「(女性に)ネタをして欲しいと言われたが、今はそんなんええやないかと思って、つい手が出てしまいました。げんこつでコツンと」と説明した。
実は経緯はこんなことだったという。27日に広島で地元テレビ局の収録を終えた礼二はマネジャーとともに、市内の繁華街の飲み屋をはしご酒した。この時、兄の剛(当時32)はホテルにすでに帰っていた。
礼二たちは3軒目に向かう途中、路上で「中川家」のファンだという女性2人組と出会い、握手を求められた。
そして皆で一緒に飲みにいくことになり午前0時過ぎにバーに入った。そこで落ち着くと女性たちは「ネタを見せて欲しい」とせがんだ。